♪わぁ~たしは ME・I・KOよ
う~たを~ う~た~う~わぁ~
なんかこの話題を書こうと思ったら、タイミング良く(悪く?)TV放送で騒ぎに
なっているようですね(汗)。あまりにも狙った感じになってしまったので書くか
迷ったけど、騒がれる前から書こうと思っていたので、せっかくなんで書きます(笑)。
ちょっと興味のある方なら音楽をされない方でもご存知でしょう。
ボーカロイド「初音ミク」。PCのボーカル制作ソフトです。
歌を歌うアンドロイド(ロボット)、ボーカル+アンドロイド、でボーカロイド。
そのボーカロイドの名前が「初音ミク」というわけ。
自分の作った曲などに歌詞を入力してビブラートなどニュアンスの指示を与える
だけで、本物のボーカリストが歌ってくれているかのように歌ってくれるソフトで、
その簡単な操作性と作りこめばかなりリアルに聴こえる歌声、この手のソフトと
しては驚くほど安い価格設定に加え、決定打となったのが搭載されているボーカル
の声質が幼めな萌えボイスであること(笑)。
メーカー側も明らかに狙っているわけですが(笑)、これらの要因が後押しして、
DTMユーザーのみならず、一般の方も購入するケースが増えて、DTMソフトとしては
異例の売り上げを記録しているようです。
すごいですなぁ。気になる方は動画サイトなんかで検索してみてください。
その異様な盛り上がり方を感じていただけるかと思います。
実はこのソフト、まひまひも持っていたりします。
サイトではまだ使ってませんし、使用機材リストにも載せてなかったんですけど。
(今日更新のついでに載せましたけどね)
単純にすごく楽しいんですよね。そして、自分で作曲をするアマチュアにとっては
救世主になりうるソフトで、完成作品として使うのはもちろん、プリプロ(仮歌)
としてサンプルを作るときなどにも、わざわざボーカリストを探したり、お金を
払って歌わせたりする必要がないわけで、このソフトがもたらすメリットは計り
知れないと思います。
こうなってくるとVOCALOID1の時もそうでしたが、男の声や、英語を歌うバージョン、
ジャンルや年齢、声質などのバリエーションが欲しくなってくるわけで、今後
どんどん増えていくことでしょう。個人的には初音ミクは声が幼すぎるので自分の
作品で使うにはちょっと難しいなあ、というのが正直な感想です。
さて、だいたい概要はこんな感じですが、気になるのは上にも書いたような
その過熱ぶり。DTMerとしては、ユーザー層が拡大するのはうれしい反面、
ネタのような扱いになってしまったのが複雑な気持ちです。
いいんですけどね、使い方は自由ですし。メーカーも多少狙っているでしょうから。
ただ、これだけ騒がれてしまうと、マジメなアプローチとしては中々使いにくい
というのも事実で、せっかく作っても「ああ、初音ミクね」みたいな陳腐化して
しまった印象を持たれてしまう可能性があるのが少し残念だな、と。
というわけで少し悩む今日この頃。
機会があればオリジナルでも歌わせて公開しようかと思っていたのですが、
この状態が続くようだと公開は微妙な感じです。
あー、このソフトを使っている方に他意はないです。コアなファンを気取っている
とか、上の立場から言ってるとか誤解されたくないので。作りこみ甲斐のある、
いいソフトです。
このソフト、ベースはYAMAHAが研究開発してきたフォルマント合成技術が元に
なっています。最近だとRolandのVari-Pitchとかが有名ですが、音声生成技術に
ついてはYAMAHAが老舗で、「FS1R」とか、あの世代からずっと注目していました。
DTMerにはYAMAHAのプラグインボード、「PLG100-SG」の方が身近でしょうか。
ずっと見守ってきた人間としては感慨深いものがあります。
しかしまあ、VOCALOID1の頃からなんと進化したことか。
当時、VOCALOID1が出た時も目ん玉が飛び出るほど驚いた記憶がありますが、
たった数年でここまで進歩するものなんですなあ。
実用レベルという意味ではようやく使える可能性がでてきたな、という感じで、
これからの進化にも期待したいです。
発売されてしばらく経ちますが、今でも暇を見つけながら自分の作品を歌わせて
みたりしていますです。楽しぇ~(笑)。