世間はシルバーウィーク突入ですか。ええのう。
ま、いいです。どうせ作業です。ぷんすか。
編曲作業が終わる気配を感じない。ずっと鉛筆握って五線譜と格闘している状態。
なんとか終わらせねば。4弦カルテットの採譜とか久しぶりで無駄に時間がかかる。
しかし貴重な連休を消費するわけにはいかん。がんばろ。
あー写真とか撮りにいきたいなあ。今年は昭和記念公園行けるんだろうか。
今年は例年より紅葉が早そうですからね。ぜひ行きたいところではあります。
さて話は変わりますが、ちょっと必要があってKORGの「ELECTRIBE・MX」、
型番「EMX-1」っていうのを触らせて貰ったんですが、こいつがなかなか面白いあと
感じたのでちょっと書いてみます。
◆KORG ELECTRIBE・MX Music Production Station
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/EMX-1/
みんな大好きVALVE FORCE搭載のデジアナシンセ。なんつったって価格が素晴らしい。
定価94500円で、大体4~5万で手に入るみたいです。
ELECTRIBEシリーズもなんだかんだで色々出てますが、黎明期のELECTRIBE Aと
ELECTRIBE Rしか触ったことなかったんだな、これが。
ELECTRIBEシリーズについてはWikiなんかに詳細ありますんで、興味のある方
はこちらも読まれると幸せになれるかもしれないよ!そんでもってこのあたりの機材を
使った曲はようつべとかニコ動にあるから聴いてみると良いと思うよ!
◆コルグ・ELECTRIBEシリーズ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/KORG_Electribeシリーズ
ちなみに今回触ったのが上のEMX-1ですが、兄弟機に赤いボディのELECTRIBE SX
(ESX-1)というのもあります。こっちはサンプラー色の強い機材。どちらももう6年も前の
機材ですが、その筋の愛好家は多いようです。
◆KORG ELECTRIBE・SX Music Production Sampler
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/ESX-1/
んでまず外観。
うーんあれだ、なんか見たことあるなーと思ったら
nanoシリーズのカラーリングっぽい
んだね。こっちの方がもっと金属感があるけど。
こいつは簡単に言うとテクノ系のステップシーケンサモジュールですな。
GrooveboxっつーかMC-303とか505みたいな奴って言った方が早いかな。
価格的に競合する商品はRolandのSH-32あたりになるんですかね。
でもまあSH-32は音源のみだし、厳密にはやはりGrooveboxのコンセプトといった方
が正しいのかも。音作って、パッド叩いてステップでレコーディングしてミックスして
いく、という手法は紛れもなくGrooveboxそのもの。
こいつの出音ですが、予想の上を行って良い感じ。芯があるのに抜ける音という、
ある意味理想の音が手軽に鳴ります。ミニマル系のSAW波形が秀逸。薄くなりがちな
PCM系音色もVALVE FORCEが上手くフォローしてます。
フィルターのかかり方も売りにしてるだけあってかなり強力。バンドパス・フィルター
とかガッツリ音を弄れるので分かりやすくて大変よろしい。
シーケンサ部もGroovebox触ったことある人ならほぼ問題なく弄れると思います。
ちょっとページ送りがKORG独特な感じもしますけど、概念はそう変わらず。
ああ……やっぱハードシンセのシーケンサーはいいなあ(笑)。打ち込んでるって
感じがします。ソフトシーケンサーは便利な反面、打ち込んでるって感じが乏しくて、
こういうフィーリングって楽曲制作には大切だと思うんですよね。クリエイティブな
作業に気持ち悪いものは使いとうない、というか。
KORGはYAMAHAの資本を受けてることもあって、色々とYAMAHAのノウハウが
採用されています。音源やコンセプトはRoland機材が良いんだけど、使い勝手は
YAMAHAじゃないと……みたいな方はKORGの機材はおすすめできます。
自分の中に波長があるらしく、定期的にこういう機材で曲を作ってみたくなるんです
よね(笑)。眉間に皺を寄せてピアノとストリングスばっかり弄っていてもダメな
わけですよ。
ただ、触ってみて思ったのが、ステップシーケンサの入力の方法。
これはもうちょっと改善できるような気がするんですよ。
1小節4/4拍子を16ステップで打つのは良いんですが、ゲートタイムを伸ばす、
あーつまり、白玉とかを打つときにREST/TAPボタンで音を延ばす作業がいるんですが、
これ、もっと直感的になりそうな気が。
例えば小節頭に4分音符を打つ場合。頭に1を叩いてREST/TAPボタンを3回押すんで
すが(1の音を3回繰り返して延ばす1+3=4分音符)、これ、1を叩いた後押しっぱ
なしにして、延ばしたいところまでドラックの要領でタップを叩いた方が直感的な気が
します。要はこんな感じ。
1~16ステップで一小節の本機シーケンサに対して、1~4ステップに4部音符を
打ち込みたい場合
【現行】1をタップ→REST/TAP、REST/TAP、REST/TAP(3回タップ)
【改善提案】1をタップしたまま2.3.4をタップ、もしくは1をタップしたまま4をタップ
手間は正直どっちも変わらないんですけど、こっちの方が直感的な気がしますが
どうでしょう。ハードシーケンサーのお作法には若干悖りますが、マウスで操作する
ソフトシーケンサーに慣れている世代にはこっちの方が感覚的に分かるような気が
するんですよね。YAMAHAのパターン・シーケンスみたいに音源をループさせながら
リアルタイムステップで入力していく場合はこちらの方がよろしいのではないかと。
ま、こんなところでテキストで説明してもしょうがないんですけど(笑)、
ちょっと気になったもので。
しかし、こういった機種があまり市場に出てこなくなるのは残念ですな。
この機種も2003年に出てから後型が出てません。ハードシンセの潜在ニーズという
のは間違いなくあると思うんですがね。なんとか楽器メーカーには頑張ってもらって
後型機を出してもらいたいものです。
というわけで、かなり駆け足ですが、好印象だった機材のご紹介でした。
機会があればぜひ入手したい一台。テクノ/ハウス系打ち込みをされる方にはオススメ
したいですね。